神経鞘腫


末梢神経線維をおおっているシュワン細胞より発生する腫瘍の事を「神経鞘腫」と言います(鞘;神経線維を入保護するためのおおい)


好発部位

圧倒的に聴神経(70~80%)が多い。次いで三叉神経(知覚枝)に認められる。

以下、顔面神経鞘腫>頸静脈孔神経鞘腫>舌下神経鞘腫>動眼神経鞘腫>滑車神経鞘腫の順で認められる。


治療

症状、大きさ、経過中の腫瘍増大がある 等あれば手術の適応になります。手術による摘出、もしくは放射線治療になります。基本的には良性腫瘍であるために、なるべく術前の状態よりも脳神経の機能が低下しないようにして腫瘍を摘出し確定診断を行うようにしています。